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2021.06.23

老子とタオ〈31〉

老子『清浄経』第23章を紹介します。

【第二十三章 生 死 品】

便遭濁辱 流浪生死 常沉苦海 永失真道

人というのは実に愚かである。せっかくの生であるにも拘わらず、便(たやす)く濁辱に遭(あ)い心奪われて生死輪廻に流浪する。自己中心であるが故に常に苦海に沉(しず)み、永遠に真道を失なうことになる。これ以上の恐ろしき事実は他にない。世の成功を得る者も失なう者も共に汚濁の情に支配され、本来純真無垢の天性を穢(けが)す。得失の得をもってしても、再びと救われることはない。

(『タオと宇宙原理』第七章 老子とタオ)